おとうさん ボン 5才

おかあさん キャベ 2才

もともとボンとキャベの赤ちゃんが欲しいと思っていたので時期を待って
2月14日、15日獣医さんの手によってブリーディングしていて頂きました。
その結果めでたくブルドックの赤ちゃんが産まれました。
当初、獣医の先生との話の中ではブルドックは5、6頭生まれればいい方だと聞いていたので
貰い手も決まっていたので簡単に考えていました
3月末お腹が大きくなってこないので自分では出来なかったのかと思いました
所が4月の一週目の辺りキャベのオッパイが大きくなってきたので、出来たなと思いました。
日に日にお腹も大きくなり出産3日前にはお腹が破けるぐらいの勢いでした。
獣医さんも来て頂いて診てもらいました。
そこで獣医さんが一言いいました「これは凄い」
僕もそんなに真剣に考えていませんでした。あとで凄い事になるなんて・・・・
4月15日キャベの呼吸がお昼頃から荒くなってきたので獣医さんに伝えると「直ぐに病院に来て下さい」と
言われたのでキャベを車に乗せ私が抱っこしカーちゃんが運転して病院に行きました。
病院に着くと先生が「仰向けで、この上に乗せて」と言うので三角形の台の上に乗せました
この病院の先生は過去にブルドックを手がけ幾多のチャンピオン犬を生み出す程ブルドックの事を
熟知しているので何も言わずお任せしました。
台の上で両手両足を棒に縛られ大の字になったキャベを見ていると苦しかったのか暴れもせず固定されていました。
先生が局部麻酔と言ったと思いますが麻酔をかけました。キャベ自身は意識はあり逆さになって此方を見ていました。
暫くすると先生と先生の息子さん(以下:若先生)と奥さんと3人で帝王切開の準備をしはじめました。
麻酔が効いてきたので先生がお腹を切り始めました。
キャベは何事もない様な顔で此方を見ていました。
まず1匹、2匹、3匹、4匹と次々に取り出されて若先生と奥さんとで臍(へそ)の緒の処置をしながら用意してあった
箱の中に次々に置いていってくれました。
すると5匹目が出された時に先生が「凄い」と独り言の様に呟いたのを覚えています。
私は前にも5、6匹産まれれば良いと言われていたので「もう終わりかな?」と思っていました。
片方でこんなに出たと先生が私に説明していたのですが私は何の事かその時は分かりませんでした。
5匹目が箱に運ばれて来る頃に「次にいくぞ」と先生が言っていたと思います。
私は次々に生まれてきた子犬の可愛らしさに見とれていて余り先生の言っている事も気にしていませんでした。
すると6匹目、7匹目、8匹目が出てきた頃に先生の言っている事が分かってきました。
何匹目かは忘れてしまいましたが白い子犬が産まれた事を覚えています。
私は昔ポスターに出てた白いブルドック見て、いつかブルドックと生活してみたかったので白い子犬は大変嬉しかった。
所が「まだ居るぞ!」と先生達は凄い凄いとニコニコしながら私に言ってくれました。
私は嬉しい反面こんなに面倒がみられるのか不安になりました。
結局10匹産まれました。
先生がブルドックに関しては弱い子も産まれる事も多く最悪の時の事も事前に聞いていたのですが
全てが至って元気な赤ちゃんでした。
(★後でブルドックのブリーダーさんや昔ブルドックを飼っていた店のお客さんに「奇跡だ!」と言われる事に
なりました。)
所がキャベのオッパイは8つしか無い事に気づき大変だと思いました。
すると先生が「貴方が宜しければ2匹預かる」と言ってくれました。
何故なら前の日に先生の所のゴールデンレトリバーが出産していたのです。
たまたま今回は子供が少なかったので其処にブルドックの赤ちゃんを抱かしてみるとの提案でした
私は先生が天使に見えました。只「駄目な時もある」と説明も受けました。何故なら他の犬種だと出来ない犬種もいると
言われました。
それは臭いなんかで自分の子では無いと分かると育てない又は攻撃してしまう場合もあると言う事でした。
先生の所のレトリバーは3度の子を出産しているベテランママでしたのでやってみ様と言ってくれました。
そこで先生に預ける子をみてもらい一番大きい子と一番小さい子を選んでもらい二人でその子達を連れ
先生の犬舎に行きました。
そこには小さなレトリバーにオッパイを上げている立派な母親がいました又隣にもその又隣にも
少し大きなレトリバーの赤ちゃんを育てているレトリバーが居ました。
その中で一番小さな赤ちゃんを育てているレトリバーの所に行きブルドックの赤ちゃんをオッパイの所に置きました
その時の先生の顔は真剣そのものでしたレトリバーも暫くブルドックの赤ちゃんを見つめていました。
先生はレトリバーから近い距離で様子をみていました。するとレトリバーのママがブルドックの赤ちゃんに顔を近づけて
何回も臭いをかぎ私は緊張しました。「駄目かな?」するとレトリバーのママはブルドックの赤ちゃん達を物凄い勢いで
嘗めはじめました。
先生は「よしっ」とホッとした様子でした。
「嘗めれば大丈夫だよ」と私に言ってくれました。私も安心しました。
そんな事も束の間安心している場合ではありませんでした。
病院に戻り残りの赤ちゃんを連れて直ぐにキャベのオッパイを飲まさなければいけないと思い
キャベの処置が終わり発泡スチロールの箱に入れキャベを抱っこして帰路につきました。
家に着くとキャベを横に寝かし箱から子供を取り出しオッパイにたけてみました
所がキャベが立ち上がろうとし上手くいきません一時間位掛けてようやくキャベも
落ち着きまるで自分からオッパイを吸わせる様な感じでした。
そこまでの時間はとても長く感じました。
私はブルドックの赤ちゃんを育てるのは初めてなので分からない事だらけです。
でもキャベも初めての出産にも関わらず本能なのかまるで赤ちゃんを前足で隠す様に又は優しく抱っこする様に
ミルクを上げていました。「凄いな〜」と感動しました。
知っている人もいるかと思いますが、、、
今日から一週間くらいが一番難しいとされている時期です(周りの人から聞いていた)
大体3時間ぐらいでミルクなので大変だと言われていました。
何が大変なのかとブルドックはよく寝る犬なのでミルクを上げている最中に寝返りをうち親が子供を
押し潰してしまう危険があるからです。なので普通はミルクを上げ終わると子供は親から離しまた時間が来たら
ミルクを与えると言う繰り返しが一般的ですが私は逆に知識が余り無くキャベに頼る所もあり離すのは止めました
なので寝ずにみる事になりました。それと先生がブリーディングをしていた時こういう物を作ると少しは危険が減る
と言うので私は生まれる前に言われた通りに作って置きました。
写真を見てください。

今思えば大変役に立ちました。
寝ずに一日目も安全に過ごせて二日目も過ごせ三日目、、、今度は私が睡眠不足で限界に来ていて不安になりました。
それをみていたカーちゃんや子供達が手を貸してくれる様になり大変助かりました。
最初はカーちゃんはトーちゃん趣味ばっかり思いつきでとブルドックの赤ちゃんの事もグチグチ言っていましたが
余りにも縫いぐるみの様なブルドックの赤ちゃんには騙されたみたいです。
キャベと赤ちゃん達の方は順調そうに見えましたが実は大変な事が起きる一歩手前でした。
退院して四日目位に先生が様子を診に来てくれました。
すると本来犬は親が赤ちゃんのお尻を舐めて出してくれるのですが何分にも赤ちゃんの数が多いので
舐める限界だったのでしょうか(舐めていたのですが)舐めるのが足りずお尻の穴と尻尾がくっ付いて
しまっていたので排泄が上手くいっていなかったのです。
先生は流石に直ぐにその事に気がつきベリ、ベリとお尻から尻尾を剥がしていきました。
すると中には勢いよく、、、出す子もいました。一つ勉強になりました。
その時から私はよく赤ちゃんのお尻の観察をする様に心がけました。また汚れていたら微温湯でお尻だけを洗い
綺麗にしていくようにしました。そんなこんなで一週間が過ぎ赤ちゃん達も一回り以上成長した様な感じで
なんとなく動き回れる様になった気がします。
2週目の終わりかと思いましたが夜寝ている赤ちゃん達を見ているとその内の一匹が私と目が合った様な錯覚を感じました
しかしそれから2、3日経つと目が開いて来ました。只まだ開かない子もいました。
3週目4週目
目もしっかり開いてきましたが良く見えてない様でした。
4週目辺りからミルクから離乳食もスプーンで与える様になったと思います。
所が加減を知らない私は早く立派に丈夫にと思い栄養価の高い子犬用のドックフードをミキサーで粉にして
お湯で練り人肌位のドロドロした物を赤ちゃん達に与えていたのですが量が多すぎた為 全匹が離乳食を与えて
3日目辺りからお腹を壊しました。私は直ぐに先生に電話をしました。すると先生は子犬がと言いかけると
「食べさせ過ぎ」と先に答える様なテンポで言われてしまいました。
赤ちゃん達を早く大きくしようと思い良かれと思っていた事が裏目にでました。反省します。
一度はキャベから離しミルクを止めようと思ったのですがキャベを子犬達から離したらキャベが
吼える様になり夜中も寝ない様になってしまいましたので檻から出すと一目散に子犬達の所に
駆け寄りミルクを飲ませる様でした。
3週目

4週目


5週目6週目
5週目に入ると子犬達の歯も立派になってきてキャベのオッパイから血が出ている時もありました。
又キャベの体もみるみる痩せ毛はボサボサになり、それでも仁王立ちでミルクを一生懸命与えている様でした。
でも段々と上げる時間が短くなっていきました。多分子犬達の歯でオッパイが痛いのだと思いました。
中には吸っているというより噛み付いている様に見える子犬もいました。
10匹

6週目子犬達も赤ちゃんと言う寄り子犬と言う言葉が似合う様になってきました。
偶に昔ブルドックを飼っていた人やブリーディングしていた人達がここまでの間も何度も見に来ていろいろと教えて
頂いておりました。また先生に預かって頂いた二匹の子供も自分の所の兄弟より一回り大きく育って帰って来ました
(レトリバーのお母さん有難う御座いました。)
因みに何となくですが内の中ではオスがメスより成長が早く思われましたがその二匹はそのオスにも負けずコロコロして
立派な様に思います。

44、5日目だったと思いますが子犬が良く立って歩く様になり回りの人から「しっかりした足腰だな」と言われ
普通ではまだそんなに上手く歩けないと思うと言われました。
考えてみれば内の子犬達はオッパイを飲む事に関しては競争みたいな所がありオッパイが8つありますが成長につれて
一度に皆が飲めるスペースが無い為その辺が少し早くしっかりしてきたのだと思います。(実際は早いのかは分かりません)
2009年6月2日(火)
今日、今では飛び跳ねたり母親に体当たりをしたり走ったりまた噛み付いたりしています。

今日まで無事これたのも先生や周りの人また家族のお陰だと思っています
今後とも一生懸命ブルドック達と生活を(自分の為に)していきたいと思っています。
またこの様な機会がありましたら偶にブログに書いていきます。
J&K店長